昨日の夜きて話をしてくれたのは岩手県で自給自足的な暮らしをしながらパーマカルチャーを実践しているSさん。でも水田が8反もあるって言ってましたから決して自給自足ではないですよね。さて、そのSさんの話を聞きながら「なるほど、ふむふむ」と思ったことを紹介してみたいと思います。
健康にいいもの、あるいは健康にあまりよくないと言われているものと、自給自足しやすいもの、自給自足しにくいものとを比べてみると、けっこう共通しているようです。しばしば歯の種類から人間が食べるべきもののバランスについて語られることがあります。
人間の永久歯は大きく切歯、犬歯、小臼歯、大臼歯の4種類に分けることができます。現代人の歯は上下合わせて28本。親知らずを含めると32本あります。切歯は中切歯、側切歯の2種類上下計8本、犬歯は上下計4本。臼歯は計20本です。切歯は雑食動物に多く、犬歯は肉食動物、臼歯は草食動物に多いのです。人間は雑食動物ですから切歯も多いのですが、犬歯と臼歯をくらべてみると人間が食べるべきものは肉の4本に対して野菜や穀物は20本、すなわち1対5の割合で食べるようにと歯が教えてくれているというのです。
ところで健康という点から考えてみるとやはり肉食がすぎると血液がにごって病気になりがちになると言われます。ほかにも健康という観点からあまり摂りすぎないほうがいいと言われているのは砂糖、それに油でしょうか。
さて、この健康という観点から摂りすぎないようにと言われているものと自給とを関連づけてみると、それらはなかなか自給がむずかしいものだということがわかります。たとえば肉・・・・。
肉はとうぜん牛や豚や鶏などの家畜を肥育して太らせてからト畜します。豚や鶏は雑食ですが牛は草食動物です。しかしやわらかくて美味しい肉でないと消費者は買ってくれませんから農家ではトウモロコシなどの穀物を与えます。かなりの量の穀物を彼らは食べてしまいます。牛肉1kg生産するのに11kg、豚肉1kgでは7kg、鶏肉1kgでは4kg、鶏卵1kgには3kgの穀物が必要だと言われています。牛や豚、鶏をどれだけ飼育するかによって違ってきますが、とにかくエサを自給しようと思うとそれはそれは大変なことになります。
砂糖はどうでしょう?まず自給しようなんて考える人がいるかどうかですが、南のほうであればサトウキビ、北のほうであれば砂糖ダイコンということになると思いますが、自給しようと思うと大変です。油はどうでしょうか。油はナタネや大豆、トウモロコシなどから搾るわけですが、もし自給するとなるとかなりの面積でナタネや大豆を栽培しなくてはなりません。いずれにしてもやはり大変です。ナタネはともかく、大豆やトウモロコシは油になんかしないでそのまま食べたほうがいいと思いますが・・・・。
逆に自給しやすいものを考えてみると日本ではなんといっても米ですね。大豆も自給しやすいと言えるでしょう。それから野菜も。自給しやすいものというのは、作りやすさともかなり重なっているのではないでしょうか。しかも健康にもいいのですから一石三鳥ということになります。
というわけで、できるだけ自給自足をしましょう、自給自足をすればおのずと人間は健康になるんだということでした。
by customlegend at 12:00 |
農・食・環境 |
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