
カンボジアの農村をあまねくまわったわけではありませんから知ったかぶりしてはいけませんが、おそらくこれがカンボジア農村の一般的な台所だと思います。薪というか柴を燃やして煮炊きしていました。でも、熱効率としてはあまりよくないですよね。
かつて愛農では「改良かまど」を農村に普及していたことがありました。それこそプロパンガスが農村に普及する以前のことです。農家には昔から土間に「おくどさん」というかまどが<でんっ>と鎮座していました。しかし必ずしも熱効率のいいものではなかったことと、煮る・炊くくらいしかできなかったことから熱効率がよく焼くこともできるようなかまどを普及しようとしたのでした。今どきのことばで言うなら和風システムキッチンですね。
しかしプロパンガスが普及するようになって「かまど」は農家の邪魔もの扱いされるようになり、土間が消えて台所ができるようになって、かまどは農家から消えていきました。
3年ほど前でしょうか、三重県勢和村のNさんのお宅に改良愛農かまどが設置されました。ご飯を炊いたり、もち米を蒸かしたり、はてはパンを焼いたり、ピザを焼いたりもできるのです。しかもむっちゃ熱効率がいいものです。最近はスローフードからロハスに流行語が移ってしまったようですが、まさにかまどはスローフードの極地ですね。
その愛農かまどが1月、滋賀県にある
ブルーベリーフィールズ紀伊国屋に設置されました。代表の岩田さんが「かまどを造りたいと思ってるの・・・・」という話を聞いて、「それならぜひ愛農かまどを・・・・」とお勧めしたことが実現したのでした。
岩田さんはこれから愛農かまどを少しずつでも造っていきたいと言っていました。そして「かまど基金」を創設してひとつ造るごとに1万円くらいずつ積み立てていきたいと。その話を聞いて、その基金をもとにカンボジアの農村に愛農かまどを造れるといいな・・・・という夢のようなことを考えたのでした。
by customlegend at 00:32 |
カンボジア |
comment (5)
|
trackback (0)
|
page top ↑
愛農カマドは自分で作る?
さて愛農かまどですが、既製品ではなくひとつずつ手作りです。
移動製作隊があるとか?キットを販売しているとか?設計は請け負う人がいるとか?
それとも完璧な Do it yourselfの世界でしょうか?
期待に添えられるかわかりませんが、かまどシリーズを始めてみようかと準備中です。乞ご期待!