
今日(5月13日)の日本農業新聞によると、アメリカでバイオガソリン向けのトウモロコシの生産が急増するとありました。
米国でガソリンの代替燃料としてエタノール需要が急拡大していることを受けて、主要原料であるトウモロコシの全生産量のうちエタノール用に振り向けられる比率が来年度(2007年9月〜2008年8月)には27%に達するとの見通しが11日、明らかになった。
テレビのニュースではキューピーのマヨネーズが値上がりするということを報じていました。そしてちまたの消費者にインタビューしていましたが、みなさん「値上がりするのは困る・・・」と答えていました。でもずっと以前からトウモロコシの相場はあがってきていて、家畜のエサの値段がどんどんあがってきていました。
トウモロコシの相場というとシカゴ相場を見るのですが、昨年初めには1ブッシェル(25kg)あたり2.1ドルだったのが、7月には2.4ドル、12月には3.7ドルにまで上昇し年明け以降は4ドルを超える水準が続いています。2倍ですよ、2倍。
最近とみに高くなったと感じているのはガソリンの値段ですが、これって石油の元売り各社が値上げするとガソリンスタンドの販売価格も上がり、下がると同じように下がっているようですが、われわれ消費者も「そりゃ、しかたがない」と思って受け入れていますよね。だから、石油業界も上げ下げするんでしょうが、農家はなかなかそういかないのが現実のようです。
エサのトウモロコシ代が値上がりしたら、そのぶんをちゃんと商品の値段(たとえば牛乳、卵、肉など)に転嫁してもいいんじゃないのと思います。石油の値段があがったら施設栽培による農産物の値段に(重油を焚いての加温施設)転嫁してもいいんじゃないのと思います。下がったらまた商品の値段も下げたらいいんだから・・・。
「卵は物価の優等生」と言われています。卵の値段は30年前とほとんど変わっておらず、50年前とくらべても1.2倍ほどにしかなっていません。農産物の値段も多かれ少なかれ同じ状況です。牛乳にいたっては「ペットボトルの水」よりも安く売られているのが現状です。これってなんかおかしくありませんか?
いのちの元である農産物、畜産物、水産物を軽くみるということは、いのちそのものを軽くみるということにつながるのではないでしょうか。<
by customlegend at 21:08 |
農・食・環境 |
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