新緑

アイガモ除草

あいがも

仕事をしていたら事務所の中庭から「グェっグェっ」という鳴き声が聞こえてきた。

あ、連中、また来てるな・・・

音源は2羽のアイガモだった。事務所の裏にある池をふだんのテリトリーとしているのだが、なぜか最近はしばしば遠征してくるようになった。

私が住んでいるここ旧青山町は「アイガモ米」の生産地として知られている。アイガモ除草に取り組み始めたのはそれほど昔ではないと思うが、無農薬でお米をつくりはじめて30年ほどにもなるだろうか。このアイガモ、じつは最近あまり人気がない。人気がないというのは消費者からの人気がなくなったというのではなく、生産者の人気が落ち目なのだ。

まず初期投資にお金がかかる。キツネなどの野生動物から守るために電気柵を設置しなければならない。さらに最近では空からの攻撃(カラスなど)から守るためにも苦労する。翌朝見に行ったら半分ほどいなくなっていた…なんて笑えない話もしばしば聞く。

次に頭を悩ますのが役目が終わったあとの処理だ。これがまたやっかいなのだ。ニワトリとはちがって水鳥のために食肉処理するときの脱毛処理が簡単じゃないからだ。そして高値で売れればいいのだけれど、そううまくもいかない。

そしていちばん痛かったのが鳥インフルエンザ。ニワトリなら外部からの侵入を防ぐことは不可能ではないが、アイガモはその手だてがほとんど不可能で、野鳥から感染すると言われているため、いちばんリスクが大きいとも言えるのだ。もし万が一アイガモが鳥インフルエンザに感染したなんてことがわかったら、おそらくアイガモ米を買う消費者はいなくなるだろう。

そんなわけで最近はアイガモは人気がないのだ。ここにいるアイガモたちは、かつて水田で活躍していたのだろうが、どういう経路をたどってきたのか、事務所の裏の池に棲みついたというわけだ。そして最近では事務所の中庭まで散歩に来て草をついばんでいる。のどかな風景に心がほのぼのとする。これもアイガモ除草といえるのかな?
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品格なき筆者による品格なき国家論

国家の品格

これほどまでに期待を裏切ってくれるとは思いもしなかった。

6月23日のブログ(羊頭狗肉)に「愛国者は信用できるか」という本のことを書いたが、同書といっしょに購入したのが話題の「国家の品格」だった。かなり期待をして読み始めたが、「はじめに」に『品格なき筆者による品格ある国家論』と書かれているのを見て、「!?」とまず思った。

なんのこっちゃ、自分で言うか?

本文に入るとまず『私は、自分が正しいと確信していることについてのみ語るつもりですが、不幸にして私が確信していることは、日本や世界の人々が確信していることとしばしば異なっております。もちろん私ひとりだけが正しくて、他のすべての人々が間違っている。かように思っております』とのたまう。

もうここでかなり読む気をそがれてしまった。

前半では近代的合理精神の限界を説き、論理だけでは世界は破綻すると説明する。あげくのはては「自由、平等、民主主義」は幻想であり、論理とか合理に頼りすぎてきたことが、現代世界の当面する苦境の真の原因であると結論づける。

では何がいま求められているのか。

著者は言う。『日本人が古来から持つ「情緒」、あるいは伝統に由来する「形」、こうしたものを見直していこう』というわけだ。そして日本人、もしくは日本がいかに優れており、世界の中でも秀でた民族であるかを強調する。

「情緒と形」には普遍的価値があり、文化と学問を創造し、国際人を育て、人間のスケールを大きくする。また「人間中心主義」を抑制し、戦争をなくす手段になると結論づける。あげくのはては『日本人はこれらを世界に発信しなければなりません。<略>それこそが、「日本の神聖なる使命」なのです』と。

著者は「論理とか合理」に頼りすぎてきたことが問題だったというのだからしかたないが、あまりに素朴で情緒的で論理的でない結論の導き出し方に唖然としてしまった。これでほんとうに日本が自信と誇りをもつことができるようになると思っているのだろうか?

イライラしながらほとんど最後まで読み進んで、こんな本を読むのに時間を費やしてしまってもったいないと思ったのだが、最後の結論には私も同感できるものがあった。著者は言う。『品格ある国家の特徴にはどんなものがあるでしょうか。<略>品格ある国家の指標は四つあります』。

1)極端に低い食糧自給率を高めること …そのとおり!
2)高い道徳という国柄を保つこと …そんなの日本にあったか?
3)美しい田園を残すために農民をもっと大事にすること …そのとおり!
4)天才を輩出すること …?????

1)と3)には同感。しかし2)はどうよ。いまや高い道徳性があるとは思えない。かつてあったかどうかも不明である。少なくとも「日本人は・・・・」という言い方には疑問を感じてしまう。4)についていうと、日本から天才が輩出されても、その多くは日本の中では評価されることなく海外でその才能を認められたというケースのほうが多いのではないか。

著者の結論は…『世界を救うのは日本人』・・・・┐(´_`)┌

著者は『私ひとりだけが正しくて、他のすべての人々が間違っている』というのだからもちろん確信して疑うことはないのだろうが、よくここまで日本に対してナルシストになれると感心してしまった。ずいぶん前に梅原猛の「森の思想が人類を救う」という本を読んだときも同じ感想をもったことを思い出す。

ほんとうにそう思っているんだろうか?

それにくらべると「愛国者は信用できるか」のほうがずっと品格ある国家論を展開していると思う。同書の著者鈴木邦男は言う。

最近のベストセラー、「国家の品格」で藤原正彦は、「愛国心」ではなく「祖国愛」を、と言っている。<略>でも、そんな問題じゃないだろうなと思う。<略>「愛国心」を捨て「祖国愛」にしたとする。何も変わらない。いや、かえって危険だ。だって、愛国心は、その名のもとに暴走し、戦争に突入した過去がある。牙も持っているし、暗い過去も持っている。だから、常に<反省>がある。ところが、無色透明の「祖国愛」になると、過去のしがらみもない、暗い過去もない。牙も感じさせない。でも暴走し、いざという時には利用される。<略>

愛国心は国民一人一人が、心の中に持っていればいい。口に出して言ったら嘘になる。また他人を批判する時の道具になるし、凶器になりやすい。だから、胸の中に秘めておくか、どうしても言う必要がある時は、小声でそっと言ったらいい。


この鈴木邦男の感性、「どうしても言う必要がある時は、小声でそっと言ったらいい」という感性は「国家の品格」の中には見られない希有な品性だと思った。「国家の品格」を読まれたかたはぜひ「愛国者は信用できるか」を読んでいただきたい。
by customlegend  at 21:02 |  宗教・哲学・思想 |  comment (4)  |  trackback (0)  |  page top ↑

ルッコラ

ルッコラ

おそらく「好き」と「嫌い」とはっきり分かれるんじゃないだろうか。Nさんの農場に手伝いに行っているSさんがたくさんもらってきてくれるので、今日もおすそ分けをいただいた。

ウィキペディアによると「ほれ薬の効果があると信じられ、ローマ帝国の時代から栽培されてきた」のだそうだ。ん?これを食べてもらうともてるようになるのかな?

ちなみに、ぼくは大好きです。
by customlegend  at 19:39 |  こだわり |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

日曜日の朝食

GOBAR

土曜日はゴーバルのMさんのお宅に泊めていただいた。ゴーバルができて以来なんどとなく遊びに行っているが、もしかしたら泊めてもらうのは初めてだったかもしれない。久しぶりだったので2時過ぎまで話し込んでしまった。

翌朝7時ごろだったか、がたがたと階段を上り下りする音がしていたけれど、疲れていたせいかまどろみの中で聞いていたようだ。目が覚めたのは9時ごろ。それから朝風呂にはいって、ひとりの朝食。テーブルの上にはゾンネのパン、たぶん菜園からとってきたであろうと思われるサラダ、そしてもちろんゴーバルのソーセージ。どれも美味しかったです。

ごちそうさまでした。
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なみだ

20060627233838.jpg

6月23日のブログ「できたぜっ」で書いたが、土曜日から4日の予定で東京に向かった。土曜日は朝7時半ごろで東京には11時半についた。出張の目的は有機の認定機関の会合だった。会場は高田馬場で、駅からちょっと歩いてラーメンを食べて会場に向かった。すると事務所のYさんから電話が。

「Iくんが心臓マヒで亡くなられた・・・・」

Iくんは32歳、7月には33歳になるところだった。5年半前に結婚して3歳半の男の子と7ヵ月の女の子がさずかっていた。それがなぜ突然・・・・

まもなくIくんの父親から電話があった

「葬儀をキリスト教でしたいんだけど・・・・」

Iさんはクリスチャンであることを村の中でもしばしば公言していたけれども教会に属していたわけではなかったのでどこかに頼むあてがあったわけではなかった。Iくんの5年半前の結婚のときに頼まれて司式をしたご縁もあったのでこれは自分がやるしかない…と思った。

「ぼくがやりますよ」

と電話をした。そしてすべての予定をキャンセルして日曜日の朝いちばんの新幹線で帰宅。準備をしてIさんの家へ向かった。Iさんの家は名古屋から1時間ほど車を走らせた山の中にある。家のまわりは田んぼと山。もちろん親戚も近所のかたがたもみなとうぜん仏教でやると思っている。なにしろ檀家総代もするような家だもの。

8時ごろに発作がおこり、9時前に病院に搬送されたものの10時過ぎにはもう手の施しようがないと医者は判断したが、家族はそんなすぐに死を受け入れることができるはずがない。それからおよそ6時間、Iくんのからだをさすり、きっともういちど目を覚ましてくれるに違いないと必死に声をかけた。

しかしその努力もむなしく、病院から遺体を運ばなければならなくなった。夕方家にもどると、おじいさんが段取りよくお寺や葬儀屋に手配をすませていた。それから家族会議。キリスト教でやるとIさんの腹は決まっていたのでおじいさんも「おまえがそういうのなら」と受け入れた。それからおじいさんはまたお寺に足を運んで事の次第を説明し、「息子がキリスト教でやるというから…申し訳ない」と頭をさげたという。それからまた親戚にも頭をさげてまわったのだそうだ。Iさんの覚悟にも頭がさがるが、おじいさんもまたあっぱれだ。

日曜日のお昼過ぎにIさん宅に着いたがかけることばが見つからない。「なんでこんなことに…」と言うのが精いっぱいだった。

午後7時から前夜式。だんだんと暗くなるなかどんどんと人が集まり始めた。あとで聞いたところ250人以上だったそうだ。家の中に入ることができたのはよく入って5、60人だろうから、200人は外だったことになる。心配された雨もひどくなることなく、ほんとに助かった。おそらく9割以上がキリスト教の葬儀ははじめてだっただろうから、とまどったことだろう。

その日はさらに山のほうに向かってゴーバルさんで泊めてもらった。月曜日は藤岡にある葬祭ホールで午後1時から告別式。そのホールもキリスト教式は初めてとのことだったから、なかなか大変だっただろう。

告別式にもぞくぞくと人が集まってきた。前日の前夜式には用意した式次第がまったく足りなくなってしまったので、その反省から告別式には用心して400枚を用意したのだが、それも足りなくなってしまうほどだった。ホールの中には200人くらいしか入れなかっただろうから、半分は外だったことになる。ほんとうに多くのかたがたがIくんとの最後のお別れに来てくれた。涙、涙の告別式だった。

骨を拾って、夜は初七日。キリスト教で初七日というのはないが、仏教の習慣しか知らない村のかたがたにあわせるかたちで進めていくことになる。膳をいただきながらIくんの思い出をみなで語った。いちばん気になったのは、キリスト教式で葬儀をしたことに対する親戚や近所のかたがたの心証だったが、だれひとり悪く言う人はなく、「キリスト教もいいなぁ」と言って帰られたかたもいた。

問題はこれからだ。7日ごとのおつとめ?49日?、初盆?とつづく。Iさんは言う。「村の連中にキリスト教の話を聞いてもらえる機会になるからいい」と。それに「お寺とも縁を切らないといかんなぁ」と。Iさんの覚悟にはホントに頭がさがった。

Iくんが何故こんな突然に、この若さで、妻と2人の子どもを残して召されなければならなかったのか、ぼくもいまだにわからない。家族のみんなはまだしばらくは神さまにつぶやく日々がつづくと思う。しかし何か意味があるにちがいない。神さまは無意味にこんな仕打ちを与えないはずだと信じたい。

火曜日の午前中に家にもどると、地元でも葬儀があったということだった。ぼくの家から100mほど下がったところで高校2年生がバイクで転倒し、そのまま亡くなったのだそうだ。

享年とは「与えられた年」という意味だそうだが、まさに「生きてもよろしい」と神から与えられている日々をいい加減に過ごすことないようにしなければと思わされた4日間だった。
by customlegend  at 01:46 |  宗教・哲学・思想 |  comment (3)  |  trackback (0)  |  page top ↑

ビフォー・アフター

chadokuga

今日、キャンパスの中を歩いていたらツバキの木にチャドクガの幼虫がたかっているのを発見した。ツバキは全部で6、7本あるけれど、そのうちの3本はもうすでに丸裸だ。近くを歩くだけで毛虫たちがムシャムシャと葉っぱを食べている音が聞こえる。もうこのツバキもあと数日で丸裸にされてしまうんだろうな…。でも不思議なことに丸裸にされたツバキもしばらくするとまた樹勢を盛り返すんだよね。そして幼虫はガになってどこかへ行ってしまう。恐るべし自然界。

Before
tsubaki-before

After
tsubaki-after

by customlegend  at 21:58 |  こだわり |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

できたぜっ!

060623bacon

ようやくベーコンができあがりました。むっちゃ美味しいです。明日から4日ほど出張で上京するんですが、そのときにお世話になるお宅への手土産にしようと思ってます。あとそれから6月15日の「ぶつぶつ交換」で書きましたが、装丁をお世話になったKさんにもお送りしようと思っています。あとは私の胃袋の中に・・・ビールの美味しい季節にもなりましたしね (^.^)
by customlegend  at 21:39 |  こだわり |  comment (3)  |  trackback (0)  |  page top ↑

ほんとだったらプロフィールのところには自分の写真なり似顔絵なりをアップするんでしょうけれど、そんな「見てください」って言えるような顔でもないし、さりとてなんかあるといいな…と思って一文字いれてみました。これは 『テニスの森』 さんのブログの真似でございます。

ちなみにこの文字は 「描き屋工山」 の葛岡正昭(くずおかまさあき)さんの作品です。「描き屋工山」さんは 『筆文字・今日の一文字』 というブログで毎日ひと文字ずつ作品を紹介しておられます。とっても味わい深い書の世界を楽しむことができますよ。

ぼくのブログではその日の気分に合わせて文字を変えていきたいなと思っています。

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羊頭狗肉

愛国者は信用できるか

注文していた本がとどいた。いや、最近はほんとにありがたいね。インターネット上で注文して送料無料でとどけてくれるんだから。おかげで本屋で衝動買いすることもなくなったよ。それにしてもこの過剰包装はなんとかならんかね。

んと、アマゾンで注文したんだけどね、届いた荷物を見たら 「お、早々とお中元かい?」 なんて思ってしまうくらい不相応な箱に入ってきたんだよ。たった3冊注文しただけなのに。なに?どれくらいの大きさだったかって?そだね、昔はよくカルピスをお中元でもらうことがあったと思うんだけど、カルピスが3本入っているくらいの箱に新書版のものが2冊と楽譜1冊。

楽譜はぼくのお気に入りの押尾コータローのギター譜だ。またがんばって練習しよっと。それから新書版のは、ベストセラーになった 「国家の品格」 。それともうひとつ、たぶんベストセラーになるんじゃないかと予感のする 『愛国者は信用できるか』 。なんか、ここのところ鈴木邦男のことばかり書いているが、この本が読みたくて、そのついでにほかの2冊を買ったと言ってもいいくらいだったんだ。

まだ1割くらいしか読み進んでいないが、読みながらいろんなことを考えてしまっている。そのうちのひとつが・・・

「愛国者は信用できるか」 ならぬ 「キリスト者は信用できるか」 ということ。

勝手に鈴木氏の本の一部を引用させてもらっちゃおう。

「愛国心」 を持っている、「愛国者だ」 と言うのはすべて、自己申告だ。つまり、表面的な 「言葉」 の世界の話になる。僕は四十年間も右翼・民族派の運動をやってきた。これは 「俺は愛国者だ」 と自任する人々の運動だ。でも本当にこの人たちは愛国者なのか、と首をひねることが多々あった。もちろん、なかには立派な人もいたし、尊敬できる人もいた。しかし、「俺は愛国運動をしてるんだから」 と、粗暴で、傍若無人な行動をする人も多かった。

この一節をちょっと単語を変えてみちゃいましょ

「信仰心」 を持っている、「信仰者だ」 と言うのはすべて、自己申告だ。つまり、表面的な 「言葉」 の世界の話になる。僕は○○年間も○○派・○○教団の活動をやってきた。これは 「俺は信仰者だ」 と自任する人々の活動だ。でも本当にこの人たちは信仰者なのか、と首をひねることが多々あった。もちろん、なかには立派な人もいたし、尊敬できる人もいた。しかし、「俺は伝道活動をしてるんだから」 と、○○で、○○○○な行動をする人も多かった。

なんか、思い当たるところがあるんじゃない?

よく考えてみたら、これはキリスト教とかだけじゃなくって、他のどんな宗教にも言えることなのかもしれないね。ただぼくがクリスチャンだから 「キリスト教にぴったし当てはまるやん」 って思うだけで、もしかしたら他の宗教のかたが読んだら、「なんや、これ、うちの宗教のことを言い当ててるやん」 って思うかもしれないね。

そう、ぼくが 「愛国心」 に対してうさん臭さを感じるのは 「愛国心」 が宗教の衣をまとわない宗教だからだ。ほんとうはこの 「愛国心」 とやらは 「愛国教」 という宗教なのにもかかわらず、宗教という顔をださずに愛国信仰を要求してくるんだ。そして法律までつくって儀式のたびに礼拝を強要するんだ。しかもそれを拒むと処分されちゃったりしてね。とんでもない話だ。何を拝むかって?そりゃ、日の丸っしょ。キリスト教では賛美歌を歌うんだけど、この愛国教ってやつは君が代を歌わせるわけ。そう、この法律の名前は国旗・国歌法。

そして今や政治家たちは愛国教をあまねく国民のなかに行き渡らせるために教化しようとしている。もうピンときてるよね。教育基本法の改悪だ。教育基本法の前文だろうが本文だろうが、そんなことは関係ない。とにかく教育基本法に 「愛国教」 の教化方針を明確に位置づけようとしているんだ。とんでもない話だよ。だまされちゃいけない。愛国心は 「愛国教」 という宗教だってことを。その教義の根幹は 「国家神道」 なのさ。

「そんなバカな」

と思うかもしれないけど、かつて日本がアジア・太平洋戦争に突っ込んでいったときと同じ道、同じやりかたでいま日本はぐんぐんと右に傾いていっている。戦前もそうだった。明治憲法下でも 「信教の自由」 は保障されていたけれども、その自由は国が認める宗教の範囲内での自由でしかなかった。仏教しかり、キリスト教しかり。

ただここではっきりさせておかなくちゃいけないのは、「国家神道」 は宗教とは位置づけられていなかったってこと。仏教やキリスト教はみな宗教だから 「宗教法人」 だった。ところが 「国家神道」 は宗教法人ではなかった。仏教徒もキリスト教徒もイスラム教徒も、みな国家神道という枠組みに入れられてうえでしか信仰の自由を認められていなかったんだ。

もちろん靖国神社も宗教法人ではなく国直営の、日本人のこころのよりしろ、よりどころとされていた。それが敗戦後、天皇の人間宣言のあと、国家神道はGHQに解体させられて神社はみな宗教法人のひとつにさせられちゃったんだ。もちろん靖国神社もね。だから 「愛国教」 の人たちのもっとも大事な目標は靖国神社を国直営にすることにある。そのために愛国教を教育基本法のなかになんとしても位置づけなければならないんだね。これはどうしても阻止しなくちゃいけないよ。

だまされちゃいけない。「愛国心」 は 「愛国教」 という宗教なんだ。だからこれを教育基本法に位置づけてしまったら、必ずいつの日か、戦前のように愛国教を信じない仏教徒は 「非国民」、愛国教を信じないキリスト教徒は 「非国民」 と非難され、あげくのはては共謀罪とやらで牢獄にぶちこまれることになってしまうんじゃないかと・・・・

「そんなこと、なるわけないじゃん」って?

ぼくもそうならないことを、ほんとに願ってます。
by customlegend  at 01:21 |  宗教・哲学・思想 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

右翼って・・・?

仕事が終わってからEくんをさそって居酒屋に行った。あれこれしゃべったなかにこんな話題があった。

私 「最近、君が代の替え歌が流行ってる(?)の知ってる?」

E 「そんなんしたら右翼に刺されるんとちゃうん?」

じつはぼくが君が代の替え歌があるというのを知ったのは昨日のブログに紹介した右翼の鈴木邦男氏のHPでだ。鈴木邦男氏は言う。

「いいじゃん。『君が代』の替え歌だって 」

「これは文句なしに傑作ですよ」とも

<今週の主張 6月12日号>
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2207/2006/shuchou0612.html

鈴木邦男氏は言う・・・

しかし,ちょっと同情しますね。「君が代」の「反対運動」「抵抗運動」がどんどんと小さくなって,追いつめられて,劣勢だ。それで今や,「サボタージュ」しかないのか。「君が代反対!」くらい,思い切りやらせてやれよ,と私は思いますね。

だって,国旗国歌法が出来た時は,政府は,「これは強制するものではありません」と言っていた。しかし法律なんて,出来ちゃえば独り歩きする。どんどん強制している。反対する人間はどんどん処罰・処分する。

だったら,あの法律が出来た時、ついでに〈但し書き〉もつけ加えればよかった。市民運動も、そう注文をつければよかった。「ただし,学校などで強制するものではない」と。それに奇妙なのは,もっぱら公立の中学・高校だけだ。子供にだけ押しつけている。企業ではやらない。「君が代」は大切だ。歌え!というなら,そう発言している文部科学省,産經新聞社で歌うべきだ。国会で歌うべきだ。文科省や企業では,毎朝,朝礼を開き,君が代を歌ったらいい。ちゃんと背筋を伸ばして起立してるか。ちゃんと口を開いて,正しく歌っているか。歌っている時,他のことを考えてないか。たとえば,隣りのOLの胸がふくらんでるとか。付き合いたいな,と考えてるとか。

こんな奴らも,正しく歌ってないんだ。でも,こんな監視はやらん。自分たちは君が代を歌わないし,教えもしないくせに,子供たちに強制している。おかしいだろうよ。

反対する人も,その点をついたらいい。又,クビを覚悟で堂々と闘ったらいい。ところが,どうも戦いは消極的だ。後ろ向きだ。前は,起立しないで処分された人もいた。それだと嫌だからと,今は、いやいや起立するが歌わない。しかし,写真やビデオを撮られて,「口を開いてるかどうか」をチェックされる。そして処分される。だから,処分されずに「抵抗」するための最後の作戦が,この「替え歌」なのだ。


どうよ、むっちゃまともな考えだと思わない?ま、右翼にもいろんなのがうようよいるだろうから、すべての右翼が鈴木氏と同じ考えだとは思わないけど、最近は日本の国全体がどんどんと右寄りに行ってしまっているためか、右翼の鈴木氏が中道になってしまっているようだ。

共謀罪法案といい、教育基本法改悪といい、日本国憲法改悪といい、よくよく注意していないと、いつのまにか日本は総右翼になってしまっていたなんてことになりかねないよ。

あ、替え歌はいくつかのバージョンがあるみたいなので、興味のあるかたは「君が代の替え歌」で検索してみてください。
by customlegend  at 23:14 |  宗教・哲学・思想 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

愛農主義?

6月12日のブログのタイトルは「右と左」。6月11日によみうりテレビでやっていた「たかじんのそこまで言って委員会」のことを話題にとりあげた。その番組にゲストとして出演していた右翼団体「一水会」の元代表である鈴木邦男氏の発言があまりに<まとも>なのを耳にして興味をもった。それ以来、かれのHPをしばしば訪れて記事を読ませてもらっている。

<鈴木邦男をぶっとばせ!>
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2207/index.html

上記のHPの中に「今週の主張」というページがあり、週に1回、毎週月曜日にかれの主張がアップされている。6月19日のタイトルは「愛するものは何ですか?」。その中にわたしがかれに興味をもったキッカケとなったテレビ番組のことが書かれていた。

<今週の主張 6月19日 愛するものは何ですか?>
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2207/2006/shuchou0619.html

この日のテーマは「愛国心」。番組のなかで司会者がレギュラー出演者に尋ねる。「あなたは『愛○主義』ですか?」。

飯星景子さん…「愛虎主義」 阪神タイガースが好きなんだそうです

田嶋陽子さん…「愛猫主義」 猫が好きなんだそうです

三宅久之さん…「愛妻主義」 年とると、みとってくれるのは妻だけだからだそうです

橋下徹さん…「愛家主義」 少子化日本はこのままでいいのか!という「愛国」の情で決起したんでしょう

森達也さん…「愛人主義」 人間が好きだからと言ってました

宮崎哲弥さん…「愛仏主義」 フランスが好きなんだと思ったら、仏教が好きなんですって

勝谷誠彦さん…「愛ルケ主義」 よくわかりません

桂ざこば師匠…「愛電主義」 どうも電話の電らしい

鈴木邦男氏はゲストだったから聞かれなかった。もし聞かれてたら何て答えたのかな?んと、ぼくがもしその場にいたら何て答えていたのかな?

さて、ぼくの職場には「綱領」というものがある。敗戦後すぐに創立されてまもなく作られたもので古色蒼然としているが、もっとも大事なものとしていまでも理事会や総会のときにはかならず唱和しているものである。その「綱領」には5箇条あるのだが、2つめを紹介しよう。

『我等ハ、人生究極ノ目的ハ、愛ノ実践ニアルコトヲ確信シ、愛農愛人ノ生活ニ徹セン』

人生のもっとも大切な目的は「愛の実践」…しかもその実践は農を愛すること、そして人を愛する生活に徹することだというのである。ということは、ぼくの職場では「愛農愛人主義」っていうのが正しい答えになるのかな???
by customlegend  at 00:02 |  宗教・哲学・思想 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

ふとももか?

feijyoa

今日は午後から実地調査にでかけた。場所は比較的ちかくて車で30分もかからないくらいだ。1時に先方に到着し、まずは聞き取り調査。チェックシートにしたがって質問していく。それがひととおり終わったら外にでて畑を見て回る。

今日うかがったMさんは定年退職後に農業をはじめたいわゆる定年帰農とよばれる人々に属する。親は農家ではなかったため農地はもっていなかったが、自分の家が農村地帯にあったため農地を手に入れるのにそれほど苦労しなかったという。

畑を見て回っていると花が咲いている樹木に目が留まった。

「これ、何ていう木ですか」

「ん〜〜 何だっけな・・・あ、そうそう、フェイジョアだ。けっこう美味しいんだよ、これ」

フェイジョア・・・はじめて聞く名前だった。帰ってきてからインターネットで検索してみると56,800件もひっかかってきた。そのうちのひとつから無断でコピってしまいます。

フェイジョアの原産地は南米だが、日本に輸入されるフェイジョアの多くはニュージーランドやカリフォルニアからである。フェイジョアが日本に入ってきたのは、キウィフルーツより古く、樹齢20年以上の樹も珍しくない様だ。これまで日本内で注目を集めなかったのは初期に導入された苗木は、品種改良が進んでいない結実が悪いものだったためと言われている。

果実はグアバを細長くした様で、パイナップルというか柑橘系というか、とにかく酸味が強く芳香に富んでいる。またパイナップルとイチゴ、バナナを併せた様な味とも表現され、パイナップルグァバの異名をもつ。


http://www.geocities.co.jp/PowderRoom/4514/feijoa.html より転載

ふむ・・・・日本ではキウイよりも歴史が古いとは知らなんだ。ん?なになに・・・・「フトモモ科」???なんじゃそりゃ?そんな科があるとは知らなんだ。思わず「ふともも」を思い浮かべてしまった (汗
by customlegend  at 19:51 |  お仕事 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

道具考 …刈払機の刃編

marusaw

今日(月曜日)の午前中、法務局に登記簿謄本をとりにいったついでに足を伸ばして刈払機の刃を買いに行った。刈払機といってピンとくる人はたぶん使ったことのある人なんじゃないかな?んと、道路脇なんかでおっちゃんが草刈りするの見たことないかな。あのときにぶんぶんエンジン音を鳴らしてるヤツね、あれが刈払機。百姓にとっては、たとえ鎌がなくても刈払機がなかったらやってらんない…というくらいの必需品(ちょっと言い過ぎかな?)汗。

この刈払機の刃は丸ノコの刃のような円形のものが一般的だけれどじつはいろんなタイプがある。二枚刃のもの、三枚刃、四枚刃などなど。ナイロンコードというのもある。ぼくは円形のものを使うのだけれど、円形のものにもいくつか種類がある。最近一般的になってきているのがチップソーというタイプのもの。ホームセンターなんかに買いに行くと、もうほとんどこれしか見られない。

北海道の牧場で働いていたとき使っていたのは円型ものだったが、チップソーではなく「のこ刃」というタイプのものだった。というのは、チップソーは買ってすぐは素晴らしくよく切れるのだけれど、すぐに切れ味が落ちてくるからだ。切れ味が落ちてくるなら研げばいいということなんだけれど、特別な道具を買わないと簡単には研げないのだ。「のこ刃」のものは、もちろん切れ味が落ちてくるのはチップソーとなんら変わらないけれど、研いでやればすぐに元の切れ味に戻るってわけ。

「のこ刃」の刈払機の刃が欲しいんですけど・・・・今日、刃を買いに行ったお店の当主に尋ねると、「ありますよ」とのこと。さすがに専門店だけある。そう、その店は林業関係のかたがたがよく利用するというお店だったのだ。「最近はみんなチップソーを使うからなぁ〜」と店主。刃を研ぐのがめんどくさいからだという。

ま、たしかにめんどくさいんだけど、すぐに切れ味が落ちてしまって、イライラして、新しい刃を買わなきゃならなくなる…、これって不経済だと思いません?やっぱり「道具」というものは自分でちゃんと手入れができないといけないよね。だから使い慣れた「のこ刃」のものを探していたんだけど、その店主が勧めてくれたのはちがった。「山の下刈りをする人は最近こういうのを使ってるよ」と出してくれたのが写真のものだった。チップソーのように刃が研げないのではなく、かつ、のこ刃のように研ぐのがめんどくさくないのだそうだ。ケースには刃のタイプとして「笹刈」と書いてある。

写真を見ていただくと刃の上に乗っているのが棒状ヤスリ。これで刃を研ぐのだそうだ。う〜ん、次の草刈りが楽しみだ。
by customlegend  at 00:44 |  こだわり |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

今夜はオケの練習でした

my_cello


本番(定期演奏会)は10月なので8月いっぱいまでは隔週の日曜日の夜が練習日です。定演の曲目はベートーベンのバイオリンコンチェルト、エグモント序曲、ヘンデルの水上の音楽。今年はモーツァルトの生誕250年なのになんでモーツァルトの曲をやらないのかな?たぶんアンコールにでもやるのでしょう。

今日の練習曲は水上の音楽を中心にやって、最後に少しエグモント序曲。もちろんふだんは自分の楽器を弾くわけですが、最近オケで楽器を買ったので、それを使ってみました。新作なので弾きこんであげないと楽器も鳴ってくれません。んと、60万円くらいのものだって言ってたかな?バランスはけっこうよくて、低音はそこそこ鳴ってくれましたが、音の厚みというか、深みのある音は出てくれませんでした。新作だからしかたないね。やっぱり自分の楽器のほうがいいです。あ、そうそうぼくの楽器はチェロです。

いつもなら9時ぎりぎりまで練習するんだけど、今夜はちょっと早めに終わりました。指揮者も日本×クロアチア戦を見たかったのかな?
by customlegend  at 23:49 |  音楽 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

砥石にも砥石(砥鉄)が必要

060617supper

今日の夕ご飯は焼き肉だった。
しかしうちでは焼き肉はかなりめずらしい。おそらく1年に5回するかしないかくらいだろう。何ていうのか、あんまり好きじゃないんだと思う。とうぜん焼き肉といえば牛肉が中心になるんだろうけど、牛肉よりも豚肉や鶏肉のほうがおいしいと思うんだよね。

で、なんで焼き肉になったかというと・・・

事務所の隣のお店の加工場で焼き肉のたれをいろいろ試作しているんだけど、防腐剤とかを入れるわけではないので賞味期限が短いわけ。それでせっかくの試作品を消費してあげようということになったのだ。

うちで焼き肉をするときは特別の鉄板を持ってくる。タテヨコ35センチで厚さが15ミリの鉄板だ。量ったことはないがかなり重い。これだけの厚さがあると火を点けてもしばらくはぜんぜん熱くならない。でも熱せられるとなかなかおいしく焼けるんだよね。

ところでこの鉄板、鉄工の仕事をしているMさんにわけてもらったんだけど、焼き肉をするためにもらったのではない。じつは昨日のブログに載せた「のみ」に関係がある。

刃物を研ぐとき、あたりまえのことだけれど砥石を使って研ぐ。ふつうは中砥と仕上砥を使う。ところがこの砥石も使いつづけているとだんだん真ん中へんがすりへって凹んでくる。それをそのまま使いつづけるとどうなるかというと、刃物がちゃんとまっすぐに(平らに)研げなくなってしまう。当然だよね。まがった砥石で研げば刃物もまがって研げるのだ。そこで砥石の表面を真っ平らにしてやる必要がある。それにこの鉄板を使うというわけ。でもそんなにしょっちゅう使うわけではないのでときどき焼き肉の鉄板として使ってあげるのだった。

それにしても食べ過ぎた・・・気持ち悪い (×_×;)
by customlegend  at 23:07 |  こだわり |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

お気に入りの道具紹介…その1

nomi

この「のみ」たちは、ほとんどヤフーのオークションで手に入れたものです。たぶん、7本セットくらいだったと思いますが、かなりお値打ちでした。なぜか、刃物が好きなんですね。刃物そのものも好きですが、刃物を研ぐのが好きなんです。もちろん研いだ結果、切れるようになるのがうれしいわけですが、じつはそのプロセスがいいんですよ。ちょうど書道をするときに墨を摺っているときのような感覚でしょうか。(残りの5本は以前から持っていた)

小学生のころ習字をならっていたことがあります。たぶん2年生くらいだったと思うのですが、正座をさせられるのが苦痛ですぐにやめてしまったような記憶があります。正座も苦痛だったのですが、それと同じくらい苦痛だったのは墨を摺らなければならなかったことなんです。習字の先生は言いました。

「墨を摺るのは精神統一なんですよ」と。
そんなん、小学2年生に精神統一なんて、そりゃ無理な話やんか・・・

歳をとったからでしょうか、刃物を研いでいるとき、心が落ち着くというか、無心になれるのです。そして小学生のときに習字の先生が言った「精神統一」の意味が少しわかるようになってきました。

ちなみに、のみが入っている袋?は革で作りました。なかなかの出来具合にかなり自己満足してるんです。
by customlegend  at 01:10 |  こだわり |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

ぶつぶつ交換

ainoushi

私の職場で発行している月刊誌の装丁を変えようという声があがったのは去年の暮れのこと。B5版からA4版に変えてから4年になるのでもうそろそろと事務局長は考えたようだ。それと紙質がテカテカしたものだったため今ひとつ評判がよくなかったというのも理由のひとつかな。

さて表紙のデザインはまさに顔そのものだから気を遣う。最初のうちは編集レイアウト担当のTさんに任せようという雰囲気もあったが、「そういえば…」と装丁家の大家(になりつつある?)Kさんのことが思い浮かんできた。20年くらい前からの友人ではあるがずいぶんごぶさたしている。なんとかメールアドレスを探し出してメールしてみた。

「まだ生きてますか?」

そしたらうれしいことに返事がきたんだ。「まだ生きてます」って。

で、装丁を頼んでみたのさ。でも大家にちゃんとした対価を払えるようなお金はない。それでこんな条件を書いてみた。「こちら、農業団体ですので、農産物はいっぱいあります。その多くがオーガニックのものです(全部とは言いません)。よく野菜ボックスという呼ばれかたがされますが、その野菜ボックスを毎月1回、1年間ご自宅にお届けさせていただくというような条件なんです」。

そしたら引き受けてくれた。「こちらの条件は、僕のアイデアを120パーセント認めてくれること」ってのがついてたけど。もちろんKさんの条件を受け入れてお願いした。それがこの写真。

で、4月からKさんには毎月、野菜ボックスを送らせてもらっている。そうだ、今日つけこんだベーコンができあがったらKさんにも食べてもらおうかな・・・
by customlegend  at 19:50 |  お仕事 |  comment (1)  |  trackback (0)  |  page top ↑

タイトルに悩む・・・

おそらくぼくのブログを読んでる人なんて一桁だろうと思う。だってほとんどだれにも公表してないから。んと、開設したよってお知らせしたのは一人、二人くらい。そのうちの一人、クレオパさんがメールをくれた。「ブログのタイトル、もう一工夫がほしいな・・」と。

う〜ん、たしかにそうだ。自分でもそう思っていたのだ。ま、だれが見るわけでも読むわけでもないだろうから、まさに「きわめて個人的な…」なんだけどね。で、それからしばらく頭を悩ませている。一工夫というか、もうちょっと気の利いたタイトルはないものかと。

「器用貧乏な男のブログ」なんてのはどうかな?うん、しばらくこれにしてみよう。またいいのが思い浮かんだら変えればいいもんね。
by customlegend  at 19:02 |  その他 |  comment (1)  |  trackback (0)  |  page top ↑

半年ぶりに・・・

baraniku

農場の養豚部からバラ肉を4キロほどわけてもらった。久しぶりにベーコンでも作ろうかなと・・・。

まずは塩漬け。塩分濃度は3%…だから120グラム。それにセージやマジョラム、黒コショウなどなどいろんな香辛料を加えて揉み込んだ。あとは冷蔵庫に入れて1週間ほど寝かせる。できあがりの報告はまたのちほどに。
by customlegend  at 18:50 |  こだわり |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

きたきた (^o^)

丸ノコ

オークションで落札した丸ノコがやってきた。このブログを開設してはじめて書き込んだ記事のものだ。そういえばこれまで丸ノコを買ったことがない。いつもだれかから借りたり、職場のを使わせてもらったりしていたからとくに必要性を感じていなかったからだが、なぜ欲しくなっちゃったんだろう・・・

木工は若いころから好きだったから、大工道具もそこそこ一通りそろっているのだが、電動工具はやはり何といってもマキタだ。しかもそこそこいいものが欲しくなってしまうのは工具に対しての執着心みたいなものがあるからだろうか。今回の丸ノコはマキタの丸ノコのなかでは最高機種にあたる。むふふ・・・早く使ってみたい (^o^)
by customlegend  at 18:32 |  こだわり |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

何点とれるだろうか?

日本の有機食品の認証制度は、有機農産物や加工食品の生産基準についてはコーデックス委員会という世界レベルで協議されたガイドラインに準拠している。だから、基本的に日本で売られている有機のものは世界と同レベルと思っていただいていい(それぞれの国の事情によって微妙にちがう点はあるけど)。

さて、有機農産物や加工食品はコーデックスのガイドラインがあるのだけれど、認定機関のレベルはというと、ISO/IEC(世界標準化機構/国際電気標準会議)が定めているガイドラインに準拠することが法律で求められている。だから認定機関は農林水産省に申請する段階でさまざまな内部規程類を作成・提出するわけだが、それらはISOガイド65を満たしていなければならない。規定を作るのも大変だけど、それらにもとづいてちゃんとやっていくのもまた大変なんだよね。

農園や食品工場に実際に調査に行く人のことを審査員というのだけれど、この審査員というのももちろん資格が求められていて、農林水産省に登録しないと仕事ができないんだけど、それとは別にISOにも定めがあって、審査員の個人的特質に対する望ましさが書かれている。

1)倫理的である。すなわち、公正である、信用できる、誠実である、正直である、そして分別がある。
2)心が広い。すなわち、別の考え方または視点を進んで考慮する。
3)外交的である。すなわち、目的を達成するように人と上手に接する。
4)観察力がある。すなわち、物理的な周囲の状況および活動を積極的に意識する。
5)知覚が鋭い。すなわち、状況を直感的に認知し、理解できる。
6)適応性がある。すなわち、異なる状況に容易に合わせる。
7)粘り強い。すなわち、根気があり、目的の達成に集中する。
8)決断力がある。すなわち、論理的な思考および分析に基づいて、時宜を得た結論に到達する。
9)自立的である。すなわち、他人と効果的なやりとりをしながらも独立して行動し、役割を果たす。

う〜む・・・・
自己採点すると、はたして9点中どれくらい採れるだろうか・・・・
by customlegend  at 19:20 |  お仕事 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

100%と0.16%のギャップ

今日は出先から。
私のおもな仕事は有機食品(農産物・加工食品)の認証業務。
有機農産物はかつてまがいものが横行したこともあって、今はJAS法という法律で規制されている。たとえばもし有機タマネギなどのように「有機」と表示して販売したい場合は、農林水産省に登録された認定機関から認定してもらわないと「有機」と表示することができなくなっている。

この制度がスタートして5年が経過して、ついこの3月からまた新装スタートしたばかりなのだ。有機栽培などの基準(規格)も改正されたりしてけっこう重要な部分が変わったこともあって、認定機関がいくつか集まって勉強会が尼崎でおこなわれたので、それに出席したのだった。朝9時から夕方5時までびっしりと勉強した。明日もまた丸一日あるのだが、学ぶべきことがらは山ほどあって、おそらく4日間あってもじゅうぶんとは言えないだろう。

対象は実地調査にたずさわる審査員と審査員の報告書をもとに認定するかどうかを判断する判定員。このような認定の業務に実際にたずさわる立場の人たちが技術的にも人間的にもじゅうぶんな経験を必要とするのは当然だが、いちばん大切なのはやはり制度や基準、規格等について知的にもじゅうぶん理解することだろうと思う。

ところが・・・・

3月の下旬にある小さな集まりに頼まれて話をしにいった。環境問題とか有機農業とかをテーマに話をしてほしいということだったので、「人は何を食べているのか」というタイトルで話をさせてもらった。その冒頭でまずこう尋ねてみた。「有機JASマーク」って知ってますか?「有機JASマークを見たことのある人はいますか?」と。

集まった30人ほどのうち、まぁ少なくとも10人くらいは手を挙げてくれるだろうと期待していたのだけれど、なんとっ!ひとりもいなかったのである。<がくぜん…>

農産物の国内総生産に有機農産物の占める割合は2004年の統計によると0.16%だから当然といえば当然なのだが、現実を目の当たりにしてもう笑うしかなかった。そんな現実のなかで0.16%のためにいっしょうけんめい仕事をしている自分をどう受けとめたらいいのだろう?

それとは相反して、去年の秋の調査によると、消費者はほぼ100%が環境に配慮した農産物を購入したいと思っているし、ほとんどすべての人が(農業者も消費者も流通業者も)環境保全型農業の重要性を認識しているというのだ。いったいこのギャップを0.16%と同様にどのように受けとめたらいいのだろう。

現実はきびしいけれども、社会から必要とされている仕事だと自分自身に言い聞かせるしかないのかな???
by customlegend  at 23:31 |  お仕事 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

たられば

あ〜あ、日本負けちゃった。(x_x)
はっきり言って君が代と日の丸は個人的心情により嫌いなのだが、やはり日本を応援するのだった。それにしても、おいおい、情けないよ。もうちょっと何とかならなかったのかね。「ここぞっ」っていうときに決定力が不足してるのは、やっぱり変わってないのかな?

川淵キャプテンがインタビューで「たられば」を言ってもしょうがないが…と言ってたけど、ほんとにそうだ。それにしても3点目はほとんどプッツンきてたというか、集中力がなくなってるように見えたけど…。次の試合は勝ってほしいな。
by customlegend  at 00:15 |  その他 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

今夜の男の料理

今夜の食事(060612)

6時ごろだったか、妻から電話が…。青息吐息で「気持ち悪い…すぐ寝る」。昨日にひきつづいて今夜も食事をつくることに…。昨日はギョウザ。もちろんできあいのものじゃないよ。タネからつくってギョウザの皮にひとつずつ包んで…。三男がてつだってくれて75個も作った。それでもタネをつくりすぎて半分以上も余ってしまった。ま、男の料理なんだからこんなもんだ。冷凍しておけばまた使える。余ったタネをツミレみたいにして中華スープもつくった。いや、なかなかおいしかった。

今夜は残りご飯が冷蔵庫にあったのでそれでチャーハンをつくり、あとはサラダ。キャベツの千切り、赤タマネギをスライスして、あとはコンブの千切りとベビーホタテと絹ごし豆腐。ドレッシングはポン酢にエゴま油。今夜の料理もなかなかだった(写真はチャーハン3人分とサラダ)。
by customlegend  at 23:58 |  その他 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

右と左

二年前の三月二十日に始まったイラク侵略を、貴殿は「テロとの戦い」という美名のもと、独立国であるイラクの主権を侵害し、政府を転覆させた挙句、傀儡政権を樹立させ、現在もそれに抵抗するイラク国民をテロリストと断定し、殺害、捕縛している。この現状を鑑みるに、貴殿が標榜した「イラクの解放」とは、結局アメリカ帝国主義による侵略を隠蔽する大プロパガンダに過ぎなかったと断言できる。世界の保安官を気取り、罪亡き人を数多く殺戮した大犯罪は、到底許されざるものである。また、懸案とされた大量破壊兵器保有疑惑が、まやかしであった事実を受けながらも、貴殿はこの侵略を正しかったと認識しているようだが、恥を知るべきではないか。

これは某HPから一部分を転載させていただいたのだが、アメリカのブッシュ大統領に対して宛てて書かれたものだ。
 http://www.issuikai.jp/shucho.html
これを読みながら、おれの思っていることと同じだな……と思った。

きのうの日曜日、ふだんはテレビを見ている時間ではないのだけれど、たまたまテレビをつけたらやっていた番組は「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ)。途中から見始めて、しかも終わりまで見られなかったので内容をじゅうぶん把握しているとは思わないが、そのときやっていたテーマは右翼と左翼ということだった。そこにゲストとして登場したのが鈴木邦男(ジャーナリスト、右翼団体一水会元代表)氏だった。テレビ朝日の「朝まで生テレビ」にしばしば登場して発言してるのを見てたから「右翼のバリバリ」と思い込んでたんだよね。

ところが昨日の鈴木氏の言ってることを聞いて「このおっちゃん、むっちゃふつうやん…」と思ったのだった。おれと同じ考えやん…と。もちろんすべてが同じなわけない。とくに天皇制についてはぜんぜんちがうと思うけど、鈴木氏のまともな主張におどろいた日曜日だったのだ。

それで鈴木氏が代表をしていた一水会のHPを見てみたら冒頭のブッシュ大統領への書簡が「主張」の中に書かれていたのだった。

右翼ってなんだ?右寄りってなんだ?少なくとも右とか左とかのレッテルを貼って色メガネで人を見ちゃいけないな…と思ったのだった。
by customlegend  at 23:22 |  宗教・哲学・思想 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

ポジティブリスト制度が始まった

<まずは日本農業新聞の記事から>

輸入された中国産スナップエンドウから、ポジティブリスト制度で定めた一律基準(0.01ppm以下)を超える残留農薬が検出されたことが8日分かった神戸市内の貿易会社・タカシ貿易が輸入し、厚生労働省の検査で殺菌剤「フルシラゾール」が0.06ppm検出された。同制度下での違反が明らかになったのは初めて。

一部は流通しており、神戸市は5日、食品衛生法に基づき同社に回収と販
売禁止を命じた。同省は、このスナップエンドウを食べても「直ちに健康に影響はない」としている。当該の商品は5月15日、14800ケース(32.4t)が神戸港に到着。これまで市場などで販売されたのは3300ケース(約6.6t)で、残りは同市内の倉庫で保管され流通していない。

0.01ppmの一律基準は残留基準がない農薬などを検出した食品の流通を規
制するため、同制度で新たに設けられた。今回検出された「フルシラゾール」も同制度の施行前までは、スナップエンドウでの基準がなく、検出されても販売禁止などの対策を取れなかった。

同省は中国産スナップエンドウの監視を強化しており、今回の検査もその一環。検査結果は、5月29日の制度施行後に出た。同省からの連絡を受けて神戸市は、同社に回収命令を出すとともに販売先のある約40の自治体に情報提供と、回収の協力を要請した。

タカシ貿易は「対応に追われ、現時点ではコメントできない」と話している。

 独┃いよいよでたか…あんがい早いな…これが私の正直な感想。
 り┃ま、遅かれ早かれ、これからこんなのがどんどん出てくる
 言┃んじゃないか?と思うよ。
  ┃ちなみに、タカシ貿易さんを検索してみたらもう何回かひ
  ┃っかかっているみたい…。
  ┃
  ┃2004年10月12日、きぬさや4100ケース(16400kg)からクロ
  ┃ルピリホスが0.03ppm(基準値:0.01ppm)検出されている。
  ┃それから今年の1月に中国産のスナップエンドウからシペル
  ┃メトリンが0.07ppm(基準値:0.05ppm)検出されている。
  ┃
  ┃タカシ貿易さんだけじゃないよ。他にもいっぱいあるんだ
  ┃から……。だから大したことないって言うわけじゃないん
  ┃だけど、そのうち「あ、またか…」となってしまうような
  ┃気がするのは私だけかな?
  ┃
  ┃じつは、きぬさやもスナップエンドウも「未成熟えんどう」
  ┃に分類されているんだけど、えんどうの基準値を見てみる
  ┃と、クロルピリホス0.05ppm シペルメトリン1ppmになっ
  ┃てるんだよね。つまり未成熟のほうが基準値が厳しく設定
  ┃されているというわけね。「未成熟えんどう」じゃなくっ
  ┃て「えんどう」だったらひっかからなかったってことだよ。
  ┃
  ┃ちなみに上の記事になったフルシラゾールは、「えんどう」
  ┃も「未成熟えんどう」も基準値がないので、一律0.01ppm
  ┃が適用されたというわけ。
  ┃ついでに付け加えておくと、このフルシラゾールのほかの
  ┃農産物の基準値は、たとえば小麦・大麦・ライ麦は0.1ppm、
  ┃りんご・なし・びわは0.2ppm。だけどスナップエンドウは
  ┃0.01ppmを超えたら出荷停止で新聞報道!
  ┃みなさんはどう思われますか?
by customlegend  at 00:34 |  お仕事 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

愛国心って・・・

ドミニカ移民訴訟の判決がニュースでやっていました。この問題については寡聞にして知りませんでしたが、ニュースを見ていてほんとに悲しくなりました。また日本政府を情けなく思いました。

ドミニカ移民問題は、当時の(1950年代)人口減らしという「国策」であった移民政策によってドミニカ共和国に送られた人たちが、約束された分の土地を与えられず、また、与えられた土地も塩だらけ石だらけで耕作に適さず、募集要領とは全く違う生活を強いられたという問題です。つまり、ドミニカに移住した人たちからすれば「日本政府にだまされた」というのも当然です。

彼らは日本政府を相手に訴訟したわけですが、その根底には深い愛国心があるのではないかとニュースを見ていて感じました。ふつうなら日本政府を訴えるなんて「非国民」というレッテルを貼られてしまうのでしょうが、彼らの心の奥深くには「祖国・日本」という熱い、熱い思いがあって、その思いが「祖国・日本は私たちを決して裏切るはずがない」という思いになり、それが訴訟となっているのではないかと思ったのでした。

もし彼らの祖国・日本への思いが裏切られたとき、いったいどうなるのでしょう。教育基本法で「愛国心」をうんぬんする前に、日本の国がほんとうに日本国民に愛されるに値する国になるべきなのではないでしょうか。

教育基本法を改正して「愛国心」を育てようと政府は考えているようですが、愛国心というのは、みな一人ひとり違うものですし、教育してもらうものではありません。もちろん強要・強制されるものでもありません。

もし「愛国心」が教育されるようになると、おそらくそれに従わない、なじまない国民は「非国民」となるのでしょう。この道はかつて日本が歩いてきた道なのではないのでしょうか。決して後戻りしてはなりません。
by customlegend  at 00:28 |  宗教・哲学・思想 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑