新緑

質素・・・・

chair

今日は伊賀市役所に行ってきました。じつは初めてでした。市町村合併があって青山町から伊賀市になったのは・・・・2年ぐらい前のことでしょうか。それでも伊賀市役所(旧上野市役所)までは車で20分以上かかるし、ほとんど青山支所(旧青山町役場)で用が足りてしまうので伊賀市役所まで行く必要がなかったからです。

今日はちょっとお願いごとがあったので伊賀市役所に行ったのですが、通されたのは応接室ならぬ印刷室。庁舎もずいぶん古ぼけてきていて一般の来客用の応接室がないということでした。それで印刷室に通されたわけですが、そこにあるイスを見て思わず苦笑してしまいました。うちの事務所のイスもけっこう古ぼけてるけど、ここまでじゃないぞ・・・・と。

記念に写真をとってきました。市長さんや議員さんたちは新しい市庁舎を建てたいらしいけど、黒字自治体ならまだしも赤字なんだから、市民としてはそんなもんにわれわれの税金を使ってほしくないです。どんなにイスがボロくても文句言わないからさ・・・・(笑)
 
 
by customlegend  at 00:29 |  政治・経済 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

美しい国再考

北海道から三重県に引っ越してきたのは1997年の2月のこと。今の職場に来てから韓国との関わりが多くなり、はじめて韓国に渡ったのが10年前の8月のこと。そのためにパスポートを取得したのだが、それが10年たって期限がきてしまうのに気がついて急いで取得申請をした。

先週の木曜日、三重県庁・伊賀支庁にとりに行ったとき、窓口で「パスポート副読本」というのをもらった。日本についての紹介が四カ国語で書かれていてとても興味深かったので、ひととおり読んでみた。その中に「日本の世界一」というのがあった。

世界最古の木造建築物 → 法隆寺
世界最大の木造建築物 → 東大寺
世界一長い海底鉄道トンネル → 青函トンネル
世界一乗降客が多い駅 → 新宿駅
世界最大規模の競馬 → 中央競馬
世界一額面の高い硬貨 → 五百円硬貨
世界一長い平均寿命 → 女性85.52歳
世界一自動車生産台数 → 1148万台

ま、それはいいとして、このパンフレットを読んでいて「へぇ〜っ」と思ったのが、アメリカを中国語では「美国」と書くということだ。「美国」って・・・・どこかで聞いたことがあると思わない?そう、安倍晋三が好んで使ったフレーズ「美しい国」に妙に一致するんだよね。アメリカに追従するような小泉や安倍の姿勢はアメリカの犬と揶揄されることもあったけれども、まさか「美国」アメリカにまねて、日本を「美しい国」にしようとしたとは思わないが、意図せず符号してしまっている。

福田さん、あんたはそんなことよもや考えてはいないだろうね。いや待てよ、あんたも「天皇を中心とした神の国」と口を滑らせたあのどうしようもない森や、人生いろいろとか言ってたしょうもない小泉や最悪の無責任男・安倍と同じ派閥だっけな・・・・だいじょうぶかな?
 
 
by customlegend  at 21:52 |  政治・経済 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

もっと開かれた場で

9月29日、沖縄で11万人もの人びとが集まった県民大会が開かれた。太平洋戦争中の沖縄で旧日本軍が住民に集団自決を「強制した」という記述が高校日本史教科書からなくなったことに対する抗議集会だ。

それに対して政府は教科書の記述の修正に向けて対応を探る方針をとろうとしている。安倍政権だったらおそらくなかったことだろう。そういう意味では福田政権になって正常に近づきつつあるわけで、それはそれで歓迎したい。しかしこれまで政府は教科書検定については介入しないと言ってきた。それがここにきて介入?しようとしているわけで、それはどうなんだろう?

いや待てよ、政府は教科書検定については介入しないと言ってきたとはいうけれど、ほんとうに介入してこなかったのだろうか。あるいは介入とは言わないまでも、影響力を行使してこなかったのだろうか。

教科書検定っていうのは「教科書検定調査審議会」というところがやっているらしいのだけれど、はたしてこの審議会というところはどういうことをしているのだろうか。そしてほんとうにこの審議会というところは政府や外部からまったく独立して、まったく介入を受けていないのだろうか。

日経新聞の記事(10/2)によると、「検定意見はもともと文科省の事務方が原案を作り、審議会がそれを事実上追認するケースが大半とみられる。臨時も含めて総勢百人を超す委員からなる審議会でどんな議論があったのか、議事録も公開されていない。『中立な立場で審議が行われているかは不明確』というのが、教科書業界では半ば<常識>だ」。

テレビのニュースで聞いたところによると、審議員は100名もいるが近現代史を担当しているのは4名!だとのこと。しかもその審議員のひとりがインタビューに答えて「沖縄での集団自決については何も議論にならなかった」という。ということは、文科省の事務方がつくった原案を4名の審議員がなにも議論せずにそのまま検定意見として通してしまったということにならないか。いったいこれで審議会が独立していると言えるのだろうか。文科省からの介入がないと言えるのだろうか。

何よりもびっくりするのは、審議会が公開されておらず、議事録も公開されないということだ。この情報公開の時代にあって、秘密裏に教科書が検定されているということは、まさに前時代的と言えないだろうか。教科書というとても大切なものを作るのに、どうして開かれた場で、4名というアンビリバボーな人数ではなく、もっと多くの識者からの意見を聞こうとしないのだろうか。まったく不可思議な話だ。いったいこれで審議会が中立な立場で、独立して教科書検定をしていると言えるのだろうか。

先の参議院選挙で民主党が大勝したことで、参議院で民主党は国政調査権をぞんぶんに行使することができるようになったと聞くが、公開されていない教科書検定の議事録を公開させるということはできないのだろうか。

「新しい教科書をつくる会」によると「軍の『命令』や『強制』が無かったことはすでに実証され確定した史実です」というのだけれど、実際に集団自決の場にいた人びとが実体験をしていてその体験を証言しているということが最も重要な歴史的証言であるということを「つくる会」の人たちはもっと考えなければならないのではないと思う。

とりあえず政府は「沖縄に配慮して」集団自決について教科書の記述を見直すらしい。しかしそれもどうかと思う。教科書というのは・・・・少なくとも歴史の教科書は「歴史的な事実」を学ぶための教材であって、「沖縄に配慮して」とか、「自虐史観はおかしい」というようなそういうあやふやなものを基準に書かれるものではないと思うし、教えられるべきではないと思う。

沖縄の集団自決についての記述が見直されるのは、個人的には大歓迎だが、どうももやもやしてならない。もっと開かれた場・開かれた方法でしていただきたいものだ。
 
 

by customlegend  at 23:22 |  政治・経済 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

テロ特措法なんていりません

テロ特措法はこの秋の臨時国会のいちばんの焦点と言われています。私はまったくの門外漢なので、このことを論じるにはまったく不適格ではありますが、どうもおかしいと思っていることがあるので、少し書いてみようと思いました。

法律の呼び方には本当の名称と通称というのがあります。私にとって仕事がらみで最も身近な法律は「JAS法」。これの正式名称は「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律」です。この法律は1950年にできたのですが、いちばん最初は「農林物資規格法」でした。JAS法のJASとは japanese agricultural standard のそれぞれの頭文字をとったもので、直訳すれば日本の農業の基準・・・・ということですから、日本の農林産物の基準を定めた法律という意味で、「農林物資規格法」=JAS法というわけです。それが20年後に「品質表示基準制度」が加わって現在の名称になりました。

さて法律の正式名称はどれもだらだらと長いのがふつうですが、その中でも最も長い名称の法律がじつは「テロ特措法」。

「平成十三年九月十一日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃等に対応して行われる国際連合憲章の目的達成のための諸外国の活動に対して我が国が実施する措置及び関連する国際連合決議等に基づく人道的措置に関する特別措置法(の一部を改正する法律)」

2001年9月11日、アメリカ・ニューヨークにあるワールドトレードセンターに飛行機が突っ込んで崩壊したことでできた法律です。自民党の国会議員らが説明するところによると、テロの脅威に屈してはならないという目的でできた法律のようです。だけどほんとにそうなんでしょうか。

この法案が出てきたとき、審査する内閣法制局に内閣官房からはじめて原案が示された9月25日の時点ではもっと簡単でした。「アメリカ合衆国の軍隊等の活動」を支援することが率直にうたわれていたのです。

第1案 (2001年9月25日)
2001年9月11日のアメリカ合衆国におけるテロ攻撃に関連して措置をとるアメリカ合衆国の軍隊等の活動に関する支援措置に関する特別措置法
 <う〜ん、率直でわかりやすい・・・・これが本音だろうね>

第2案 (2001年9月27日)
平成13年9月11日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃に対応して措置をとる諸外国の軍隊等の活動に対する支援を行うための措置に関する特別措置法
 <西暦は嫌いらしいな・・・・「アメリカの軍隊」ではまずいから「諸外国」に・・・・>

第3案 (2001年9月29日)
平成13年9月11日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃等に対応して行われる諸外国の軍隊の活動に対する支援等に関する特別措置法
 <攻撃と支援に「等」が付け加えられたのは、「等」をつけることで何でもやれるようにしようっていうわけだね、きっと・・・・>

第4案 (2001年10月1日)
平成13年9月11日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃等に対応して行われる諸外国の活動に対する支援及び関連する国際連合決議等に基づく人道的措置に関する特別措置法
 <「軍隊の活動」を「諸外国の活動」に替えてるね。そのうえ国際連合を出してきたよ>

最終案 (2001年10月2日)
平成13年9月11日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃等に対応して行われる国際連合憲章の目的達成のための諸外国の活動に対して我が国が実施する措置及び関連する国際連合決議等に基づく人道的措置に関する特別措置法

最初にあった「アメリカの軍隊を支援する」が消えて「諸外国の活動」になり、最初にはなかった「人道的措置」、「国際連合憲章の目的達成」、「我が国が実施する」という文章が加わってできています。

テロ特措法の経過に詳しい学者によると、「軍隊」という言葉を消す一方、国連憲章という水戸黄門の印籠(いんろう)のような文言を入れて、中立性・正当性を打ち出そうとした意図があきらかに見えるということです。最終案で『我が国が実施する』と分かり切った主語をあえて入れたのも、日本の主体性を強調するためだったのではないかということです。「人道的」ということばも、大衆受けをねらっているかのようです。

なんとか自衛隊を派遣(派兵)したいがために、なりふりかまわず法律をつくったとしか思えません。

しかしこのテロ特措法によってほんとにテロをなくすためになっているのでしょうか。今朝見ていたテレビでは民主党の長妻議員が防衛大臣に対して具体的な数字を出すようにと求めていましたが、じっさいに自衛隊がインド洋で何をしているのか明らかにしてもらいたいものです。また自衛隊が行ったことによって自民党がいう「テロの撲滅」のためにどんな役に立ったのか、具体的にしてほしいものです。われわれの税金が使われているのですから。

また、いま問題にされてきているのは、インド洋上で自衛隊が給油活動をしているというけれども、それはテロ撲滅のためにではなく、イラク戦争に関わった給油活動ではなかったかということです。日本政府がアフガン向けに提供した油の8割以上がイラク戦争に使われているという情報もあります。これについても政府は明らかにしなければ、この法律そのものの根拠がなくなってしまいます。

そもそも2001.9.11はテロだったのか?ブッシュ大統領の自作自演だったのではないかという「まさかそんなことはないだろう」という情報すらあるくらいです。この真偽については定かではありませんが、もし万が一、ブッシュのやらせだったとしたら、とんでもないことになります。もちろんこの法律の根拠は雲散霧消してしまいます。イラクに大量破壊兵器があるとウソをついてイラク戦争を始めたブッシュのことだからやりかねないとも思うんだけどね。

もうひとつ、自民党の議員さんたちは自衛隊を出さないことは世界に対して「恥ずかしい」とよくいうのだけれど、「恥ずかしい」とか「恥ずかしくない」とかという、そういうあいまいな論理でもって国民を煽動しようというのはやはりおかしいでしょう。むしろアメリカの軍隊を支援するという本音を隠して、法律のタイトルをあれこれいろいろ画策して美名で国民をだまそうとするということのほうがもっと恥ずかしいことです。

参議院で第一党になった民主党にはもっとがんばってもらい、これまで自民党が隠してきたものをじゃんじゃん国民の前にあばきだして、完膚なきまでにたたきのめしてもらいたいものです。

とにかくテロ特措法なんていりません。
 
 
by customlegend  at 21:59 |  政治・経済 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

敗戦の日に その3

<衆議院議長 河野洋平>

天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、全国戦没者追悼式が挙行されるにあたり、謹んで追悼の詞を申し述べます。

戦後途絶えることなく続けられてきたこの式典も、本日で五十九回目を数えます。
この日を迎えるたびに、あの悲惨な戦争の記憶が甦り、犠牲になった方々の無念が改めて胸に迫ります。私はここに改めて、数多くの戦没者のみ霊に哀悼の誠を捧げます。

同時に、あの戦争とそこに至る道のりにおいて耐え難い苦しみを受け、命をなくされた多くの人々、とりわけ中国をはじめとするアジアの近隣諸国の人々にも私たちの深い祈りを捧げたいと思います。

戦禍に散った三百万余りの魂は、日本の平和と家族の幸福を願いつつ、尊い命を捧げ、あるいは奪われてゆかれました。戦没者の方々は、あの時、将来に向けてどのような日本を思い描きつつ、その命を引き替えにされたのでしょうか。ひるがえって、今日、私たちは亡くなられた方々が瞼の裏に見た新生日本の姿を、裏切らずに忠実に造り上げているだろうか、尊い犠牲を無にしているようなことはないだろうか、という不安が時折、よぎります。
今なお世界各地でテロや紛争が後を絶ちません。イラクやアフガニスタンあるいはパレスチナをはじめとする平和を失った地域の人々が、再び安寧と秩序を取り戻し、平和を分かち合えるように、私たちはこれからも力を尽くして参りたいと考えます。日本が平和であることに安住するのではなく、平和な世界の建設に、国際社会の一員としての役割をしっかり果たしていくことが、戦禍に散った犠牲者の尊いみ霊に報いる途であると思います。
先の世紀に二度に亘り世界大戦の戦場になった欧州は、いまや国と国の垣根を取り払い、諸民族の和解と法の支配の基礎の上に地域統合への力強い一歩を踏み出しました。そのような欧州の今日の姿は、人類の英知の輝きでもあります。そして、それは、我々アジアが歩むべき道を示していると考えます。

日本国民があの戦争の歴史を忘れ去ることのないように今日のこの日があります。敵味方に分かれて戦って、そして亡くなられた全ての犠牲者の方々、また戦中戦後を通じて大きな苦しみを受けてきた全ての人々のために、この日を捧げたいと思います。そして、戦争の悲惨さを忘れず、そのことを平和な未来の建設に役立てていくこと、政府の行為によって再び惨禍が起こることのないよう決意を新たにし、国政に取り組んで参りますことをお誓い申し上げます。

おわりに、全ての戦没者のみ霊がとこしえにやすらかならんことをお祈り申し上げるとともに、ご遺族の皆様の平安とご健勝を心より祈念して、私の追悼の言葉とさせていただきます。


個人的な感想・・・・・・・

はっきり言って、目をウルウルさせながら読んだね。河野洋平さん、あんたエエ人やな。くさった自民党にいるのが惜しいわ、ほんとに。とくに以下のくだり「戦没者の方々は、あの時、将来に向けてどのような日本を思い描きつつ、その命を引き替えにされたのでしょうか。ひるがえって、今日、私たちは亡くなられた方々が瞼の裏に見た新生日本の姿を、裏切らずに忠実に造り上げているだろうか、尊い犠牲を無にしているようなことはないだろうか、という不安が時折、よぎります」を読んだときには、心にジーンと響いたね。天皇の文章をだれが書いたのか知らんけど、天皇のスピーチや、厚生労働省の役人が書いた安倍晋三の式辞にくらべたら、人間のことばというか、ほんとうに無念の中に亡くなっていった人たちの思いをしっかりと受け止めて自分のことばで語っているように思えたね。「日本国民があの戦争の歴史を忘れ去ることのないように今日のこの日があります」・・・ほんとにそうだ。ほんとにそうだ。われわれはあの戦争の歴史をねじまげることなく、まっすぐ見つめて、そのまま受け止めて、決して忘れることがないように、敗戦の日を覚えなければならないと思う。戦争が終わった日ではなく、戦争に負けた日として。


<参議院議長 江田五月>
ネットのなかに見つけることができませんでした。
 
 
by customlegend  at 21:40 |  政治・経済 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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